朝、服を選ぶのが苦手です。
出産する前は家を出る瞬間になって「この服、変」と思い直して、遅刻したことなんて1度や2度ではありません。
復職後、毎日の洋服選びをスッパリ止めました。
職場に着ていく服は予めコーディネートしてセットしてあります。端から順番に着ていくだけ。考える余地なし = 時短。
決め打ちコーデのポイント3つ
1. MAWAハンガーで日替わり制服化
セットにした洋服はMAWAハンガーにかけてクローゼットの一番手が届きやすいところに吊るしてあります。MAWAハンガーは洋服が滑り落ちにくい素材と型崩れしない形でいて、場所を取らない優れもの。ハンガーにどれだけ散財したんだろう。でも、後悔していない、うん。
MAWAハンガーには、ハンガーにハンガーを吊るすコネクターがあるので、それを使って最大3連。
パンツ or スカート+トップス+カーディガンを連ねてあります。
2. セット数は端数がオススメ、ワタシは9セット
職場に着ていく服は全部で9セット用意しています。写真にあるように順番を崩さぬよう並べてあるので、これを文字通り左から順に着ています。
5の倍数にしていないのは、毎週同じ曜日にある定例会議だけで会う方に「いつも同じ服を着ている人」と思われないため。誰も気にしていないかもしれませんが、直接会う機会の少ない方との定例テレビ会議、微妙に気になります。
9セットという数そのものには特に意味がなく、コーディネートをしていった結果、この数に落ち着きました。月数回の在宅勤務の日はラフな格好をしているので約2週間で一巡する計算。春秋・夏・冬の3回入れ替えで4ヶ月ずつ着るとすると、1シーズンで着るのは8回。意外と少なくて、「あ、これ以上しごと服っていらないんだ」と気づいた瞬間でした。
3. 季節始めのコーディネートだけ頑張る
決め打ちコーデは日々の洋服選びの時間を削減できますが、唯一、季節始めのコーディネートセットの時だけは頑張らなければいけません。
そもそも服選びが好きじゃないので、これが面倒で、面倒で。ムスメがいると侵入されて出来ないので、いない時間に気合いを入れて、衣替えから一気に作ってしまうようにしています。
セット作りのマイルールは、
- 1枚の洋服を複数のセットで共有しないこと
- どうしても組み合わせが決まらないセットは合うパーツを新規購入と割り切ること
- 今シーズン職場で着ているイメージが湧くセットにすること
特に、1着を複数のセットにまたがって利用しないのは仕組みを継続する重要なポイントになっています。無地のTシャツやカーディガンを着まわしをしたくなるのですが、子どもの鼻水がついて洗濯待ちとか、様々な理由で着れないとセットが崩れてしまって着ようとした時にアタフタするので、それぞれセットを完成させるように準備しています。(真夏の寒さよけのカーディガンだけ鞄に入りっぱなし)
考える隙をなくす仕組み化
仕組み化にはいくつかのコツがあると思っていますが、その一つが「考えなくてもできるようにすること」。
洋服の決め打ちコーデはその好例で、毎晩何も考えずに着た服をハンガーに戻し、その右隣のハンガーから洋服セットを外してリビングに置いています。
唯一、考慮に入れるのは天気予報で「明日は雨だから白いパンツは避けて明日と明後日を入れ替えよう」とか、「カーディガンを厚手の7分じゃなくて長袖にしよう」くらい。
おしゃれが大好きな方であれば、服を選ぶことそのものを楽しめるのでしょうが、ワタシにはその感覚はなくて。清潔感があってシンプルですっきり、何よりも着心地が良ければ◎です。何も考えなくてもそれが叶う仕組み、ワタシには一番合っています。
Least Cost More Value.
最後までお読みいただき、ありがとうございます。