こんにちは、リサーチを始めたら止まらないワーママ、まめか(@leastmore-life)です。
今朝とても早起きしたムスメ。
やっとこさ起きてムスメが一人で活動していたリビングに行くと、
うきゃーーー、やられたっ
とばかりに破れ落ちた絵本のページ。怒りたくなる気持ちを抑えて、いや、怒ることも多々あるのですが。「絵本さん痛かったから謝ろうね」の後、絵本の補修の話を今日はしたい。
皆さん、破れた絵本を「まだ少しだからいいや」と放置してしまうことはありませんか?手持ちのテープで直しておいて後でちゃんと直そう・・・と応急処置のまま忘れ去られているものはありませんか?
気が付いだらどの本もみすぼらしい姿に・・・
子供がいるんだからと諦めずに絵本を出来るだけ長持ちさせる。
我が家の対処法をご紹介します。
目次
絵本補修のポイント3つ、セロハンテープは厳禁
絵本補修のポイント3つ
早速ですが、絵本補修のポイントはこちらです。
- 専用テープを使う
- テープ幅は3cm以上
- 破れたらすぐに補修する
セロハンテープ はとにかく厳禁、専用の幅広テープを使って破れたら直ちに修理!
これで、ボロボロになりがちな子供の絵本を長く綺麗に保つことができます。
セロハンテープは厳禁
絵本が破れちゃった・・・家にあるセロハンテープで直しておこう
というのは、ちょっと待った!!
セロハンテープは時間が経つと黄色く劣化してしまいます。
絵本にも劣化して移ってしまい元に戻すことはできません。さらに、劣化したセロハンテープはポロポロと崩れてしまい、補修の役目をなさない。
セロハンテープが変質・変色するのは天然ゴム系の接着剤が使われているから。アクリル系の接着剤を使っているテープであれば変質は起こりにくい。
図書館で借りてきた本を破ってしまった時に、セロハンテープ等で修理せずにそのまま持ってきてください、と言われるのは、アクリル系の接着剤を使った補修用の専用テープが存在するからなのです。
それ、個人でも買えます。
ちなみに、我が家は専用テープを導入するまで、白いマスキングテープで直していたのですが、剥がれてきてしまったり、カラフルなページに白いテープの修正跡が目立ったり。それはそれは残念な雰囲気に。
絵本修理にオススメな補修用テープ3つ
第3位:スコッチ メンディングテープ(3M)
手に入りやすくて安価なのは3Mが出しているスコッチというブランドのメンディングテープです。24mm幅が50Mで1000円未満とお買い得。
さらに、他にご紹介している2種類のテープよりも薄いので、「修理しましたーーー」というテープの存在感が少ないのはポイントです。
粘着剤の成分は公開されていないようなのですが、アクリル系ということだけは分かっていて、セロハンテープより変質しにくいという理由で使われている方は多いのではないでしょうか。
第2位:製本用カバーテープ(ニチバン)
ニチバンの製本用テープは書籍のためにあるテープ。専門性が高い。
台紙に貼り付けてあってその台紙にメモリが付いているので、何cm分と測りたい時に使いやすい。実際に絵本にピタッとあてながら欲しい分だけをハサミで切って使えるので、単価が高いけど無駄にはなりません。
つるんとした形状で見た目が非常に美しいのですが、絵本の紙の素材を問わず一度貼ったら剥がれなくて苦戦したのはちょっと要注意でした。
第1位:絵本強力補修テープ(アーランド)
その点、アーランドの絵本強力補修テープは見た目もクリアな透明で美しく、貼った直後であれば、そっとやれば剥がれる!!(紙の素材によります)というのが扱いやすい。
細かい縦線が入っていて、ニチバンの製本テープより少しデコボコしています。
「貼り直したい!」と思ったらそのデコボコがページにくっつききる前にそっと剥がせばなんとかなることが多いので、完璧手技の私はこちらのテープを採用。(剥がれない場合もあるので、くれぐれにも慎重に、自己責任でお願いします。)
絵本の補修テープは3cm幅
絵本の補修テープを購入する時にちょっと注意したいのがテープの幅です。
絵本が敗れるときって、まっすぐに破れることは無いので、破れ跡が派手であればあるほど、テープを貼りにくい。
絵本の補修テープは3cmはあった方が使いやすいよ。
30mmあれば、多少貼り始めてから「曲がったかも!!」と焦っても、テープの幅で破れている部分は覆えてしまうことも多々。
スコッチのメンディングテープは100円ショップや文房具店などで購入できて手に入りやすいのですが、Amazonで売っているものでも最大幅24mm。ちょっと幅が狭いのがマイナスなのです。
その点、ニチバンの製本テープやアーランドの絵本強力補修テープは30mmと50mmが販売されていて心強い。30mmは絵本の中の補修に、背表紙を補修する時は50mmもオススメです。
修理は早ければ早いほど良い
最後に、抑えておきたいのが修理のタイミングです。
破れたらすぐ直す、とにかく、すぐ直す!!
せっかく絵本専用の補修テープを手に入れたのだから、面倒だと思わずに、破れたら直ちに補修しましょう。
かくいう私も、少しだけの破れだと思っていて放置していたところ。
我がムスメもまだまだ力の入れ加減がつかめていなかったようで、ちょっとの破れが気がついたらページ全体に広がってしまうことも。早め早めの対応をするようにしています。
ツールが使いやすいと、アクションも早くなります。
補修用専用テープあるからすぐ直そう!!
アーランドの絵本強力補修テープは、そう思えるお気に入りツールになっています。
まとめ:破れた部分が思い出になる絵本生活を
絵本がビリビリにされがちだったのは、1歳の終わりから2歳の初めごろだったでしょうか。本を好きになって欲しい気持ちと、ふざけて破いたり本人も予想外に勢い余って破れたりで何とリアクションしたら良いか迷ったものです。
今となっては、絵本1冊ずつの破れた部分も、「あーこれを破いた時はこんなことがあったな」と思い出とセットになっているものもあります。
破れてしまうのは諦めるとして、起きてもさっと補修して長く使う。ものを大切にすることを教える1つなのかもしれません。
専用の補修テープを持っておくの、オススメです!