パッと見は汚れているように見えないんだけど、掃除機で吸ってみると大量の埃が取れるマットたち。掃除機で吸おうにも、マットそのものが動いてしまったり、毛足が長くて力が必要だったり。掃除したい…でも面倒くさい…
しかも、カーペットに代表される布類って一番アレルギーの原因となるハウスダストやダニなどの死骸を発生させやすいと来た。家族全員喘息気味の我が家には、無視できない問題なのです。
そこで決行したのが、家中のマット断捨離大作戦。最終的に断捨離した布マットは5種類。
- お風呂用の足拭きマット
- 洗面台下のマット
- トイレの床マット
- キッチンの床マット(半分)
- 子供のプレイエリアの絨毯
マットの断捨離の鬼と化して、数週間のうちに次々と捨てていった話をご紹介していきたいと思います。
目次
マット類の断捨離の結果
お風呂用の足拭きマット
一番最初に捨てたのがお風呂場の足拭きマットでした。
このマット綺麗かな?と思いながらお風呂を出るのって残念な気持ちになります。特に、お風呂の足拭きマットは毎日一度はビショビショに濡れて→乾くを繰り返すのだから、いかにも雑菌を呼び寄せそう。その不信感や不快感をを解消したくて。
代わりに導入したのは珪藻土のマット。濡れた足で降り立つと、瞬時に珪藻土マットが水を吸い込んでくれて、足が張り付くほど。Soilのバスマットはなかなかお値段が張りますが、ためらう気持ちを振り払うためにクレジットカードのポイントが溜まっていたのを利用して購入しました。
珪藻土のマットは汚れてくると水の吸い込みが悪くなりますが、紙やすりで削ると復活します。年に3回くらい削っています。使用開始から2年経つので、そろそろ買い替え時かなーと思っているので再購入を考えています。
洗面台下のマット
次に断捨離のターゲットになったのが洗面台下の布マット。
ルンバを使うときに、サイズの小さい洗面台下マットはルンバが引きずって動かしてしまうことが多々ありました。これを避けるためにオットがお風呂場にマットを放り込むのですが、掃除後にお風呂場に落ちたゴミが。
写真がもはや残っていないので商品リンクで代替させて頂きますが、KEYUCAのテネルというシリーズの商品を使っていました。お風呂の足拭きマット、トイレの床マット、キッチンマットも全て同じもので統一。この商品そのものは「布マット」の機能としては優れていて問題ありません。
でも、洗面台からの水はねってそんなに濡れる場所ではないし、そもそも布マットっている?という疑問が湧いてきたのです。実際、顔を洗うと洗面所で水浴び状態になるオットと、手を洗うだけで水遊びになってしまうムスメのことも考えてビニールマットに交換することで落ち着いています。
トイレの床マット
洗面所と同様に、汚れているのは分かっているが、洗うタイミングを先延ばしにしてしまいがちなトイレの床マットも断捨離しました。洗面所と同じようにビニール製のマットをトイレの形にくり抜いて置いていますので、床が直接汚れることはありません。
トイレは脱ぎ着をするためか、びっくりするくらい髪の毛類の汚れが落ちます。ビニールマットの上に髪の毛類が落ちていると、気になってたまらない映像になります。これが布マットだった時よりも格段に気になる。
結果として、ちゃちゃっとトイレの床に掃除機をかける頻度が増えたので、キレイを保つことができるようになりました。
キッチンのマット
どうしても料理をしていると材料をこぼしてしまったり、油はね、水はねが多くなります。新築マンションの床だったので、油はねが蓄積するのが心配でキッチン幅と同じにオーダーしたKEYUCAのマットを2枚並べて敷き詰めていました。
でも、その分、洗濯も大変。洗濯への気合いも大変。この2枚だけで洗濯1回分。
水回りで唯一、布製のマットを残したのがキッチンで、写真左側のマットが生き残り。右側は布マットを捨てて、ビニール製の透明マットを敷くことにしました。布製のマットを残したのは、3つの理由から。
- 熱いものをこぼした時のビニールマットの耐熱温度が心配
- 長時間キッチンに立つ冬にビニールだと硬い、足が寒い
- ビニールマットがキッチンに対して2cmほど足りない
実際には3つ目の理由が一番大きかったりしますが、このビニール製のキッチンマットはダイニングテーブルの子供椅子の下にも惹かれていて、家中で重宝しています。簡単にハサミで切れるので、長めのものを買ってあちこちで使い分けています。汚れたら、さっとキッチンペーパーで拭けば綺麗になるし、肌に触れる面はデコボコなので足に貼りつく感じもありません。
子供エリアの絨毯
子供エリアの絨毯は潔く処分しました。
マイクロファイバーの絨毯でまだ1ー2年の使用。購入した頃は触り心地抜群だったのですが、毛足1.5cmくらいでも次第に絡まってきたのかモソモソな触感、何より埃を溜め込むようになってきてしまいました。掃除機をかけるにも力が必要で掃除しにくいやら。ルンバが絨毯の上に埃の塊を置いてくるやら。
子供がハイハイを始める頃から特に気になってきて、なんとなく絨毯の埃を吸い込んでいるような気がしたのです。神経質過ぎますでしょうか。
現在は、ふかピタというマットの滑り防止&柔らかさを出してくれるマットの上に、韓国のお布団イブルーを重ねています。イブルーはいわゆるキルティングですが、触り心地がソフトなので赤ちゃんを寝かせておくには本当にぴったり。しかもお茶やらオムツ替えやらで汚れても洗濯機でザブザブ洗えるので子供部屋にはぴったりです。
断捨離で気をつけたい家族の同意
ちなみに、このマット断捨離については、当初オットの反対に合いました。
私が断捨離にはまっているとを知っていたオットからすると、「ブームの一環だろう」という感覚だったらしく、やんわりと否定されました。
お風呂の足拭きマットを珪藻土に変えてみたところ、「お、なにこれ水吸ってくれるから気持ちいいね」
次にキッチンの片面をビニールマットにしてみたところ、「ビニールだとちょっと硬いけど半分ならありだね、布製マットが敷き詰められているより清潔感があるように見えるね」
と徐々に進めていきました。
断捨離にハマると、ついつい自分の論理であれこれ捨てたくなるのですが、そこは家族が暮らす家。上手に家族をその気にさせるのがまた楽しかったりします。
布製マットを断捨離しても他のマットを使えば良い
さて、布マットを辞めると言っても、水はねや油はねトイレ床の汚れが全く無くなるわけではありません。賃貸の場合はもちろん、新築で床を綺麗に維持したい場合にはマットが無いことで床に直接蓄積する汚れは避けたいものです。
なので、我が家では布マットを断捨離した代わりに、それぞれ掃除の簡単な素材の異なるマットを導入しています。布製マットの衛星面と掃除しにくさが嫌いだったわけであって、マットそのものが悪いわけではない。
この辺はマットこそ悪のように、手段と目的が入れ替わらないようにしないといけないですね。たまにワタシはこの罠に陥ります。実現したいのは家事時短と生活の快適さであって、布マットを捨てることそのものではない。
代用品を選ぶポイントにしたはこのうちのどれか。
- ウェットクイックルワイパーで拭ける
- 洗濯機でジャブジャブ洗える
- たまにのメンテンナスでOK
掃除の頻度が頻繁でなくてもOKだったり、ルンバが掃除できたり、それでいてアレル原を溜め込まなかったりと、お手入れにエネルギーがかからないのをとにかく重視しています。
まとめ:苦手な家事を先送りにするストレスを時短する
家事をシンプルにしたい、時短にしたい場合に考えられるのは2つの方法。
- 嫌いな家事を挙げて無くす
- 最小限に減らす方法を考える
でも、もう一つあると思っています。家事というのは、家事そのものをやる時間以外に「この家事をやらなきゃ」と思ってモジモジする時間が含まれていることがありませんか?
「気合いでやる」とは言っても長続きはしないので、いかに、家事そのものを無くしてしまうかも大切ですが、家事をするまでの時間を減らすこと、特定の苦手な家事に対する心理的ハードルを下げるかも大きな時短になります。
今となっては、お風呂の後の足拭きマットの快適さはもちろんのこと。布マットを洗濯するまでもなくルンバがビニールマットの上を掃除してくれます。残した布マットのうち子供のスペースのイブルーは軽くて洗濯しやすいので、気になった時にタオルや洋服類と一緒に洗えます。唯一残したキッチンマットだけ単独で洗濯する必要がありますが、その大きさは以前の布マットの合計の1/5以下。これくらいなら、と躊躇せずに洗濯するようになりました。
とモジモジ考えている時間を削減する家事時短のお話でした。
Least Cost More Value.
最後までお読み頂きありがとうございます。