こんにちは、リサーチを始めたら止まらないワーママ、まめか(@leastmore-life)です。
仕掛け絵本って、子どもはみんな大好きですよね。
うちの子も本当に仕掛け絵本が大好きで、ゲラゲラ笑いながら聴いています。今か今かと次のページをめくるのを待っているので、読んでいるこちらも嬉しくなってくるほど。
しかし!しかーーーし!
作りが複雑な分、壊れるリスクもあって…
加減の難しい子供のやることなので、せっかくお値段の張る仕掛け絵本を買ったのに、すぐに壊されてしまった!!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
破壊系のムスメを持つワタシも例外ではなく、壊れにくい仕掛け絵本を見つけると、ついつい買ってしまうのですが、我が家にもあります、ゴリラさんが脱走した動物園の絵本とか…
今回は、絵本好きで独身時代から絵本集めを始めた私がオススメする「壊れにくい仕掛け絵本」をご紹介していきます。日本語の絵本3冊に加えて、仕事で海外に住んでいたときに集めた英語の「壊れにくい仕掛け絵本」も3冊ご紹介してみるので、洋書絵本にご興味がある方におすすめです!!
目次
壊れにくい仕掛け絵本
我が家の破れた仕掛け絵本たち
我が家の壊れてしまった絵本コレクションをまずはご紹介します。一番被害にあっているのが、この「飛び出す絵本」タイプのもので…
ゴリラさんがいない!!
カメレオンもいない!!
飛び出す絵本は作りが繊細なので、一度取れてしまうと修理が難しい…そうこうしている間に外れたり破れた部品が無くなってしまった…なんてことになりました。
他にも、破れながらも何とか原型を留めているのは、「動かして遊ぶ」タイプの仕掛け絵本。これも壊れやすい。
はみがき指導にとっても便利で歯医者さんの友人からプレゼントで頂きました。歯ブラシを縦横に動きながら、色々な動物の歯を磨いていくのですが、サメの磨き糸は磨き過ぎでサメさんの歯が裂けています…
破れたらすぐに修理する、が被害を拡大しない一番の秘訣なのですが、そうはいっても…な毎日。
壊れにくい仕掛け絵本のタイプ
さて、そんな破壊系ムスメを持ち、壊れにくい仕掛け絵本って何だろうと思いながら、楽しめるものを日々探しているのですが。
仕掛け絵本といっても、さまざまな種類があることに最近気づきました。
最も壊れやすいのは、先ほどご紹介した「飛び出す絵本」。でも、仕掛け絵本の中には壊れにくい種類のものがあるんです!
例えば、
- 動かす部分がしっかり埋め込まれている
- ページやページの一部をめくる
- 描かれた絵を押したり擦ったりする
- 絵本自体を縦や横に動かす
- 鏡を使う
お子さんが1歳くらいであれば、シンプルにページをめくるタイプの仕掛けを喜ぶでしょうし、3歳くらいになってくると、想像力を絵を触って本を揺すって想像を働かせながら楽しむものを楽しむようになるかもしれません。
では、月齢や年齢は幅広くとって、「壊れにくい」仕掛け絵本を日本語の本3冊と英語の本3冊ご紹介していきます!
オススメ仕掛け絵本(日本語)3冊
まずは定番!「やさいさん」「くだものさん」
お持ちの方は多いのでは?
「やさいさん、やさいさん、だあれ」の声で折りたたんであるページをめくると、土に埋まっているお野菜が出てくるこちらの絵本。tupera tuperaの「やさいさん」。
「めくる」というシンプルな動作ですが、これも立派な仕掛けです。シリーズで「くだものさん」もあります。
まだどちらでもお持ちでない方には、まずは「やさいさん」から始めてみるのがオススメ。この絵本は超メジャーなので、きっとご近所の本屋さんにあるはずです。
子供の年齢が小さいとページを「上に持ち上げる」という動作よりも「下に開く」方が簡単なようでムスメは「やさいさん」の方が「くだものさん」よりも先に楽しみはじめました。
「やさいさん」も「くだものさん」も、途中で「ん!?」というページが出てくるのがお茶目で好きです。
動く部分が外れない!「あおいよるのゆめ」
2歳くらいで指先が上手に使えるようになってきたら、絶対にオススメしたいのが、イタリアの絵本の翻訳版「あおいよるのゆめ」。「ちいさなゆびでほら」の出だしで詩的な文が添えてある雰囲気のある絵本です。
仕掛けの穴に指を差し込んでスライドを動かすと、街に灯りがついたり、チューリップが咲いたり、虹が出たり。
ボード型の硬いページで出来ていて、仕掛けがしっかりのページの中に作られているので、少し引っ張ったくらいではページが破損することはなさそうです。
シリーズで「ようせいたちのもり」も同じ仕掛けになっています。
鏡だって仕掛けです!「きょうのおやつは」
え!こんな仕掛けあり?と思って、店頭で即決購入したのが、わたなべちなつさんの「きょうのおやつは」。
おやつにホットケーキを作る内容で、「しろくまちゃんのほっとけーき」が大好きなお子さんにはぜひオススメしたい1冊です。
まー、これまた絵のホットケーキが美味しそうで美味しそうで…。とにかく食いしん坊のムスメは今にも手を伸ばして食べそうなほど大好きな絵本なのですが。
パタンと開くとなんだか、不思議な半分だけの絵が描かれたキラキラしたページ。
仕掛けは、なんと鏡!ページの半分が鏡になっています。
絵本を横向きに、上のページを90度立てて開くと、割り入れた卵が2つになったり。フライパンにホットケーキのタネを流し入れたり。
不思議!立体的に見える!美味しそう!
ととにかく感嘆してしまう絵本なのです。
この記事は、この絵本を紹介したくて書いたといっても過言ではないくらい好き。はい。ほかの絵本もどれも大好きですけど。特にこれは好き!!
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と、なんか熱意が暴走してしまったので、英語版行きます。
10年ほど前に北米に仕事で住んでいた時期があり毎週末のように本屋さんや中古屋さんに通っては、絵本を探し歩いていました。帰国した時の荷物がそれはそれは重くて、後悔したのは言うまでもなくありません。
その後、結婚して子供を持って、ついにあの時の絵本たちが役に立つ時が来ています!そのなかで、子供が大好きな仕掛けのある絵本を3冊ご紹介。
オススメ仕掛け絵本(英語)3冊
どうぶつの鳴き声を英語で覚えよう!”Peek-a-boo Jungle”
「いないないばぁ」を英語で言うと“peekaboo”。”peek”=覗くと”boo”=ばぁ!と驚かせる時のかけ声でpeekabooです。
モンスターズインクの女の子の名前がブーだね
仕掛けとしては「やさいさん」「くだものさん」と同じ、めくる型。1歳前後の「いないないばぁ」が大好きな頃にぴったりの絵本です。
Boo!とやるだけでも大喜びですが、ついでに英語で動物が何て鳴くのか動物の名前と一緒に覚えられちゃいます。
最後のページは鏡がついていて、人間の赤ちゃんが登場しますよ!
どうやら、日本では販売してないようなのですが、Amazonで送料お安く海外から取り寄せられるようなので、調べてみてください。(ごめんなさい、リンクが上手く貼れず。2021年2月15日時点)
「まるまるまるのほん」で日本語版も出てます! ”PRESS HERE”
日本語版で「まるまるまるのほん」という、谷川俊太郎さんが翻訳された書籍をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
英語版は”PRESS HERE”。
めくる、飛び出すといった仕掛けではなく、ページに書かれている「丸」を押したり擦ったり、本を揺らしたり、吹き飛ばしたりすると…丸が増えたり、色が変わったり、移動したりする仕掛けです。
3歳のムスメは最近この絵本にどハマりしておりまして、仕掛けは壊れないけど、ページが外れそうになっている今日この頃。
日英両方のバージョンが入手できる絵本は、英語の絵本に興味があるが、親御さんが英語はちょっと…という場合に親しみやすいと思います。こうした動きのある絵本は特に、動かしながら見比べつつお話を追っていけるのでオススメです。
最後の仕掛けで子供爆笑!”AGAIN!”
この絵本を知っている方がいらっしゃったら、相当な洋書絵本マニア。本屋さんでジャケ買いしてしまったドラゴンの親子のお話”AGAIN!”です。
子どもって同じ絵本を何度も読むようにせがみますよね、「こっちは眠いんだけど」「そろそろ終わりにしてほしいな」と思うのは、どうやら英語圏の親御さんも、ドラゴンの親御さんも同じようで…
う、うちの子みたい…
寝てしまったお母さんに怒ったドラゴンの赤ちゃんが絵本に穴を開けてしまったようです。がおーー。
今回、検索していてこの絵本にも日本語版があることを発見!タイトルはもう一度という意味のAGAIN!が「もっかい」かぁ…この翻訳の妙に、またジャケ買いしたくなる。
まとめ:ポップアップするだけが仕掛けじゃない
仕掛け絵本を壊してしまう、お悩みをお持ちの方に、壊れにくい仕掛け絵本を日本語と英語3冊ずつご紹介してみました。
こうやって改めて振り返ると、ひとくちに「仕掛け絵本」といっても様々な種類があるんですね。
壊れにくいといっても、めくるだけ、仕掛けがページの中に埋め込まれていて子供がむやみに引っ張れないといった物理的な壊れにくさに加えて、想像て楽しむ仕掛けは壊れにくい。ページに描かれている円を押したり吹き飛ばしたり、鏡を使って立体感を楽しんだり。
仕掛け絵本・・・奥が深い!!!
個人的には、どれも本当に好きなのですが、やっぱり一番好きなのは、鏡を使った「きょうのおやつは」。だって美味しそうなんだもん…特に、最後のシロップをかけるところが…
万が一、壊れちゃった、破れちゃった絵本がおうちにある方は、こちらの記事も参考になるかも!